外壁塗装の相場費用はズバリ80~120万円!塗装の専門業者が実績とともにご紹介!
これから外壁塗装を頼もうと検討しているけど、まずは相場を知っておきたい。そんな方のために塗装専門の業者自ら相場費用についてご紹介していきます。
相場費用に影響してくるのが大きく分けて、建物の面積(坪数)と塗料の2つです。この2つを主軸に見積もりで出された金額が適正かどうかを判断していきましょう。
最後には弊社で実際に施工した実績を加えながら費用感について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
外壁塗装の費用は坪数によって変わる
外壁塗装の費用は坪数によって大きく異なります。坪数が大きいほど建物自体も大きくなり、外壁の面積も増える傾向にあるためです。ただし、厳密には塗装面積が費用に直接影響するため、坪数はあくまで目安として使われることが多いです。
とはいえ、坪数や外壁面積が大きいことで、必要な塗料や足場が必然的に増えるため費用も比例してかさんでいきます。また、複雑な形状な建物であったり、狭小や傾斜のある建物であればその分の足場の設置費用にも高くなる場合があります。
坪数のほか、塗料の種類によっても費用が変わる
坪数のほか、大きく影響を与えるのが使用する塗料です。外壁に使用できる塗料は構成される材料だけでも10種類以上もあり、その中から調合別でも使い分けられるため多岐にわたります。どんな塗料が建物と相性がいいのか。費用感はどのくらいか。塗料によっても費用が変わってくるので事前に知識として蓄えておくと安心ですね。
塗料については「業者が選ぶおすすめの外壁塗装用塗料10選をご紹介!」にて詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
外壁塗装の費用相場を坪数ごとに紹介
続いて外壁塗装の費用相場を坪数ごとに紹介していきます。あくまで目安であり、業者の手数料によっても費用は異なるため、お見積りを依頼する際の参考にしていただければと思います。
20坪の相場費用
アクリル塗料:50万~70万円
- 最も安価ですが、耐久性が低く、5〜7年程度で再塗装が必要になることが多いです。
ウレタン塗料:60万~80万円
- アクリルよりも少し耐久性が高く、耐用年数は7〜10年程度。
シリコン塗料:70万~100万円
- 現在主流の塗料で、耐用年数は10〜15年程度と比較的長く、コストパフォーマンスが良いです。
フッ素塗料:100万~130万円
- 高価ですが、耐久性は非常に高く、15〜20年程度の耐用年数があります。長期的に見ると、メンテナンス頻度が低く抑えられる点が魅力です。
無機塗料:110万~150万円
- 非常に耐久性が高く、20年〜30年ほどの寿命があります。価格は高いですが、メンテナンスの手間が大幅に減ります。
30坪の相場費用
アクリル塗料:60万~80万円
- 安価ですが、耐久性が低く、5~7年ごとに再塗装が必要になることが多いです。
ウレタン塗料:70万~90万円
- アクリルより耐久性がやや高く、7~10年程度の耐用年数があります。
シリコン塗料:80万~110万円
- 現在最も人気のある塗料で、耐用年数は10~15年程度です。コストパフォーマンスに優れています。
フッ素塗料:120万~160万円
- 耐久性が高く、15~20年の寿命が期待できます。初期コストは高いですが、長期間再塗装が不要です。
無機塗料:130万~180万円
- 非常に高い耐久性を持ち、20~30年の寿命があります。初期費用は高いですが、長期的にメンテナンスコストを抑えたい場合に適しています。
40坪の相場費用
アクリル塗料:80万~100万円
- 最も安価な選択肢ですが、耐久性が低く、5~7年程度で再塗装が必要になります。
ウレタン塗料:90万~110万円
- 耐久性はアクリルより高く、7~10年の耐用年数があります。
シリコン塗料:100万~130万円
- 現在の主流塗料で、耐用年数は10~15年。コストパフォーマンスが良いのが特徴です。
フッ素塗料:140万~180万円
- 耐久性が高く、15~20年持ちます。初期費用は高めですが、長期的な再塗装頻度が少なく済みます。
無機塗料:150万~200万円
- 最高級の塗料で、耐用年数は20~30年。初期コストは高いですが、長期的に維持費を抑えたい方に適しています。
50坪の相場費用
アクリル塗料:100万~130万円
- 最も安価な選択肢で、5~7年の耐久性です。頻繁にメンテナンスが必要になるため、長期的にはコストがかかる場合があります。
ウレタン塗料:110万~140万円
- アクリルより耐久性が高く、7~10年程度持ちます。コストと耐久性のバランスが取れています。
シリコン塗料:120万~160万円
- 10~15年の耐久性があり、現在では最も一般的に使用されています。コストパフォーマンスが良く、幅広く選ばれています。
フッ素塗料:160万~200万円
- 高価ですが、耐久性は15~20年と長く、長期的にメンテナンス頻度を減らしたい方に適しています。
無機塗料:180万~230万円
- 最も高価で耐久性に優れており、20~30年持ちます。高い初期費用がかかりますが、再塗装の頻度が少なくなり、長期的なコストを抑えることができます。
60坪の相場費用
アクリル塗料:120万~150万円
- 最も安価で耐久性が低く、5~7年程度で再塗装が必要になります。長期的には再塗装の頻度が高くなるため、コストがかさむこともあります。
ウレタン塗料:130万~170万円
- 耐久性はアクリルよりも高く、7~10年持ちます。アクリルよりも多少長持ちしますが、頻繁なメンテナンスが必要です。
シリコン塗料:150万~190万円
- 現在最も一般的な塗料で、耐久性は10~15年。コストパフォーマンスに優れているため、多くの家庭で選ばれています。
フッ素塗料:180万~240万円
- 高価な塗料で、耐久性は15~20年。長期的にメンテナンスの手間を省きたい場合に適しています。
無機塗料:200万~260万円
- 最高級の選択肢で、耐久性は20~30年。初期費用は高いですが、再塗装の頻度が非常に少なくなり、長期的なメンテナンスコストを抑えられます。
一般的には30〜40坪の建物が多く、塗装の相場費用としては80万円~120万円に収まるケースが多いです。もちろん、あくまで目安のため実際にお見積りを依頼して適正価格かどうか確かめていただければと思います。
また、追加して足場の設置費用やひび割れ、カビの修繕など下地処理でも費用がかかる場合もあるため念頭に置いておきましょう。
屋根も塗装する場合はプラスで30~40万ほど
屋根も同時に塗装をする場合、追加で30〜40万円ほど費用が必要になります。ただし、足場をそのまま利用できる分、外壁と屋根を別々で依頼するよりもオトクに済ませることもできます。予算に余裕がある場合は一緒に検討してみるとよいかもしれません。
見積もりでチェックしておきたい項目
外壁や屋根塗装の見積もりを依頼する際、費用だけでなく、以下の項目をチェックすることが重要です。これにより、適正な価格かどうか、作業の質や保証内容がしっかりしているかを確認できます。
1. 塗料の種類とグレード
- 塗料の種類:アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機など、耐用年数や特性が異なります。安い見積もりの場合、塗料のグレードが低い可能性があるため、具体的な塗料名とグレードを確認しましょう。
- 塗料のメーカー:有名な塗料メーカー(日本ペイント、関西ペイントなど)の塗料が使用されているかも重要です。信頼性の高いメーカーの塗料は長持ちし、安心です。
2. 塗装面積
- 塗装の面積:外壁と屋根の正確な面積が記載されているか確認します。大雑把な見積もりで「坪数だけ」で計算されている場合、塗装面積が不明確になり、過剰な料金を請求されるリスクがあります。
3. 施工内容
- 下地処理の内容:下地処理(ひび割れ補修、コーキング、洗浄など)がどの程度含まれているかを確認します。適切な下地処理が行われないと、塗料がすぐに剥がれたり、劣化が早まったりする可能性があります。
- 塗装回数:通常、外壁塗装は3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)が推奨されます。回数が少ないと、塗膜が薄くなり、耐久性が下がりますので、必ず3回塗りが行われるかを確認します。
4. 足場設置費用
- 足場設置の費用が明確に記載されているか確認します。足場は外壁塗装の作業に不可欠ですが、料金にばらつきがあり、20万円前後が一般的です。
5. 塗装の保証期間
- 保証期間は業者や塗料の種類によって異なりますが、一般的には5年~10年程度です。長期保証がついているか、何に対する保証か(塗膜剥がれ、色落ち、ひび割れなど)を確認しましょう。
- アフターサービス:保証だけでなく、定期点検やアフターフォローがあるかどうかも重要です。問題が発生した際にすぐ対応してもらえるか確認しましょう。
6. 施工期間
- 施工の期間:何日間で作業が完了するのか確認しましょう。短すぎる期間の場合、適切な乾燥時間が確保されない可能性があり、仕上がりや耐久性に問題が出るかもしれません。
7. 追加費用の有無
- 追加費用がかかる条件:工事が進む中で追加費用が発生する場合があるため、何が追加費用の対象になるのか確認しておきましょう。たとえば、下地処理の範囲や補修作業の内容によって追加費用が発生することが多いです。
8. 業者の評判や信頼性
- 口コミやレビュー:業者の評判をインターネットで調べるか、知り合いから紹介を受けるなどして、信頼できる業者かどうか確認しましょう。
- 過去の施工事例:過去に手掛けた施工事例が見られる場合、それを確認することで仕上がりの質やスタイルが自分の希望と一致するか確認できます。
9. 工事内容の明確さ
- 細かい施工内容:見積もりには工事内容が明確に記載されているか確認します。曖昧な表記や「一式」と書かれている部分が多い場合、何が含まれているか不明確で、後からトラブルになる可能性があります。
10. 塗装後の仕上がり確認
- 仕上がり確認方法:塗装後に仕上がりの確認をどうするか事前に業者と話し合いましょう。施工後に塗りムラや不具合がないかチェックすることが大切です。
見積もりの金額が他社に比べて安い場合は、事前に業者さんへ追加での費用が発生するのか確認しておくと安心です。
実際に施工した住宅の費用感をご紹介
実際に弊社で施工した住宅の実績をもとに費用感について紹介していきます。
1. 浜松市東区子安町W様邸|ハイグレードプラン
ハイグレードプラン:自社オリジナル 2液型4フッ化フッ素塗料
既存密着不良塗膜除去|全面シーリング工事|破風板・雨樋アクセント
合計 ¥1.050.000-
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2. 磐田市大久保K様邸|外壁塗装工事
色褪せしないプラン:外壁=プライマー+フィーラー+シリコン塗装|シール工事|戸袋UVカットクリヤー仕上げ
外壁指定カラー 85-90B/25-65A 艶消し
¥1.110.000-
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3. 磐田市福田|O様邸|外壁塗装|リシンSi吹付プラン
リシンSI吹付プラン:シーリング処理/プライマー下塗り/リシンSi吹付*2回(オプション 防カビ・防藻添加剤)
付帯部塗装/ベランダ防水工事/足場工事
全て込み ¥1.200.000-
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